昼のクルーズか、サンセットクルーズか
ビスケーン湾では、何時に出航するかがボート選びと同じくらい大切です。家々を見るなら昼の光のほうが向いていて、最後の1時間の光はスカイラインと、暑さに弱い人にやさしい時間です。このガイドでは2つを比べ、月ごとの日没時刻と、夕方に出航するボートを紹介します。
昼の光で見えるもの
セレブ豪邸クルーズを予約する人の多くは家が目当てで、家がいちばんよく見えるのはしっかりとした光の中です。太陽が高ければ、護岸まで続く芝生や、個人の桟橋に係留されたボートまで見分けられます。色も正確に出て、2階建て船のデッキからスマートフォンでズームしても、それなりに使える写真が撮れます。
選択肢がいちばん多いのも昼間です。Bayrideの90分周遊(1人約20ドルから)は10:30から30分おきにベイサイドを出航し、Thrillerのスピードボート(1人約42ドルから)は11:00に始まります。代償は日差しです。夏の14:00、屋根のない上のデッキには日陰がまったくなく、その時間の光は水面で平板できつく見えます。
夕暮れが加えてくれるもの
夕方の主役はスカイラインです。太陽がダウンタウンの向こうへ沈むにつれ、ブリッケルやマイアミビーチの高層ビルが金色からピンクに染まり、水辺のビルに一棟ずつ明かりがともっていきます。光が弱まると家々の細部は見えにくくなり、夕闇が下りるころには、ほとんどが明かりのともった窓の向こうの黒い影になります。
もうひとつの恩恵は気温です。7月のサンセットクルーズはまだ暖かく感じますが、午後のいちばん暑い時間は避けられ、その時間に水上を吹く風はかなりの違いになります。写真好きの人には欲しかったやわらかく低い光も手に入ります。光が落ちていく中でぶれない写真を撮るコツは豪邸を撮影するにはをどうぞ。
湾に日が沈む時刻
マイアミの日没時刻は1年で3時間近く動きます。3月と11月に時計が切り替わるのもその理由のひとつです。以下は月半ばのおおよその時刻なので、正確な時刻は自分の日付で確認してください。
| 月 | 日没(目安) | 日中の最高気温 |
|---|---|---|
| 1月 | 18:00 | 24 °C |
| 2月 | 18:20 | 26 °C |
| 3月 | 19:30 | 27 °C |
| 4月 | 19:45 | 28 °C |
| 5月 | 20:00 | 31 °C |
| 6月と7月 | 20:15 | 32–33 °C |
| 8月 | 20:00 | 33 °C |
| 9月 | 19:25 | 32 °C |
| 10月 | 19:00 | 30 °C |
| 11月と12月 | 17:35 | 26–28 °C |
冬はサンセットクルーズが夕食前に終わります。6月と7月は21:00過ぎまで湾に出ていることもあり、マイアミの遅い夜にちょうどいい流れです。
Fiestaの飲み放題クルーズ
Fiesta Cruisesのサンセットクルーズ(1人約69ドル)は、夕方を中心に組まれた唯一の乗り合い船です。ベイサイドのピア5、スリップ11から、日没に合わせて2時間運航し、受付ブースは大きな赤いパラソルの下にあります。料金には21歳以上を対象にしたワイン、ビール、プロセッコ、フローズンカクテルの飲み放題が含まれ、英語とスペイン語の解説が途中でスター島や隣の島々を案内してくれます。どちらのデッキにも屋根付きの席と屋根のない席があり、船内にはトイレもあります。
難点は混雑です。にぎわう夜には定員以上に売られていることがあり、バーの列は全員が一斉に最初の1杯を求める出航直後がいちばん長くなります。夕日よりパーティーの夜だったと感じた人もいます。予約を短いツアーに変更された人もいました。9月に乗った人は17:30–17:45ごろにチェックインするよう言われたそうですが、時刻は日没に合わせて動くので、バウチャーで確認してください。
高層ビルに明かりがともるころ、グラスを片手に
Fiestaの2時間の夕方クルーズ(1人約69ドルから)では、スカイラインの色が移り変わる中、ワインやプロセッコが注がれます。子どもは子ども料金で乗れ、バーは21歳以上が対象です。24時間前まで無料でキャンセルできます。
夕暮れの光をとらえるほかの方法
MYAのプライベートチャーター(1隻約199ドルから)にはシャンパン付きの2時間サンセットコースがあり、口コミでいちばん勧められているのが夕方の枠です。いつもの料金(船長料1時間50ドル、燃料費50ドル)が別途かかり、ほかのコースでは飲み物は持ち込みです。最大10人で乗れ、最後の光に合わせて船長がボートを止めてくれるので、日が沈むのを眺めるにはいちばんのんびりできる方法です。
安いボートでも大丈夫です。Bayrideは19:30まで30分おきに出航しています。日没が17:35–18:20ごろになる11月から2月なら、16:30か17:00ごろの便でちょうど夕日に出会えます。日没が20:00–20:15ごろの夏は、19:30の便がねらい目です。Thrillerは日没まで運航しているので、その日の最後の便は夕焼けの中で終わります。
日が暮れてからは、また別の楽しみです。Bruschiの2時間プライベートボートの口コミでは、ライトアップされたスカイラインの下を走るナイトクルーズが絶賛されています。料金はグループの人数で決まる1人ごとの設定で、別に船長料70ドルがかかります。難点は実用面です。船内にトイレがなく、乗船するマイアミ川沿いの係留場所には駐車場がありません。

夏の暑さと午後の雷雨
5月から9月は、夕方を選ぶ理由が増えます。最高気温は31–33 °Cほどで、昼過ぎの屋根のないデッキは子どもにも年配の旅行者にもつらいものです。夏の雷雨はたいてい午後に発達するので、サンセットの便はその名残に出くわすこともあれば、雨上がりの澄んだ空気に恵まれることもあります。大型船は雨でも晴れでも出航し、小さなプライベートボートは日程を変更します。雷雨の多い時期についてはベストシーズンで、雨具と日焼け止めについては日差し、しぶき、持ち物で紹介しています。
冬は考え方が逆になります。12月から2月は昼の日差しがおだやかで、昼のクルーズでもほとんど損はありません。夕方の上のデッキは涼しく感じることさえあるので、夕暮れに乗るなら薄手の上着を持っていきましょう。
どちらを予約するか
乗るのが1回だけで、目的が家なら、昼に出航しましょう。理想は午前中か夕方前です。スカイラインと1杯のお酒に惹かれるなら、あるいは7月にマイアミにいるなら、サンセットを予約しましょう。数日滞在するなら両方がおすすめです。大型船の安い昼の周遊で誰がどこに住んでいるかを知り、週の後半のサンセットクルーズで街そのものを眺めます。料金はセレブ豪邸クルーズの費用にまとめています。家族連れは子ども料金と飲み放題の年齢制限について子ども連れ、ベビーカー、車いすを確認してください。